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今回は字数が多い事もあって、改行をしないでみたのですが。。。
やはり、どうしても書きたかった後日談は入りきりませんでしたorz


削った話もありますが、もし機会があれば書こうかな?
その前に怒られそうな予感がひしひしと。。。(逃




 

○後日談 その1―――少佐。

 

 

「「素子ーっ♪」」

 少佐―草薙素子は、高級マンションの一室、自分のセーフハウスでくつろいでいた。そこに彼女の友人2人がやって来た。

「くるたん、ラン」

 大柄な男性が3人並んで座っても余裕のありそうな大きなソファに身を沈めたまま、素子は友人たちに声を掛けた。2人は素子を挟むようにして腰掛けると、向かい合うように体の向きを変える。

「ねぇ、どうだった?例の秘湯。行ったんでしょ?」

 うきうきとそう尋ねたのは、素子の右側に陣取ったくるたんだ。左側からランが素子の手の中のチラシを覗き込みながら付け加える。

「噂の若返りの温泉よね。巷じゃあ結構な人気があるらしいわよ?」

「まぁ・・・。悪くは無かったわね。

 でもエステがイマイチだったかしら」

 素子は僅かに眉を寄せ、ため息混じりにチラシを一瞥した。チラシには大きく煽り文句が踊っている。

「旅館の内装も外観の雰囲気も、落ち着いていて若い子に受けそうよ。記録の中にある昭和期の建物にも似てるから、ノスタルジーを感じなくも無さそうだし、年配受けも良さそうね。温泉の美肌効果もまあまあね。

 でも、場所のせいで不便だし、エステの効果と満足度を総合して考えたら、この値段はぼったくりじゃないのかしら」

 そう言いながら腕を前に突き出して眺める素子。くるたんとランは顔を見合わせ、深いため息を吐き出した。

「な~んだぁ。期待して損した」

「素子がそう言うのなら、それが正しい評価なのよね。

 最近の旅行のパンフレットって、誇張表現多いもの、コレもその1つだったのね」

「そういう事」

 2人の結論に、素子は肩を竦めながら同意を示す。持っていたチラシをくしゃくしゃっと丸め、そのまま振り向く事なく背後にあるゴミ箱へ放り投げた。それは綺麗な放物線を描いて目的の場所に収まった。

「ナイッシュー☆」

 ぱちぱちと手を叩きながらゴミ箱を眺めるくるたん。

「当然」

 ふふん、と得意げに笑い、素子は背に隠していた物を取り出す。

「・・・で、今はコレが気になってるんだけど」

 悪戯っぽく笑い、幾つかの冊子を2人に見せる。途端に彼女たちの瞳がきらきらと輝き出した。

「「さっすが素子♪」」

 きゃあきゃあと、3人の楽しそうな相談は夜更けまで続いたそうな。

 

 

 

 

○後日談 その2―――課長。

 

 

「・・・荒巻」

 書類を持って本庁を歩いていた荒巻は、馴染みの声に振り返り答えた。

「久保田か」

 久保田は手に持った書類を繰りながら荒巻の元へと歩いて来る所だった。

「欲しがってた情報あったろ。アレが・・・」

 言いながら顔を上げた久保田が、微妙な顔をして動きを止めた。眉間に皺を寄せ、薄く口を開いた、今自分が見ているものが信じられないと疑っているような顔付きだ。

「・・・?どうした、久保田。妙な顔をして」

 訝りながら荒巻が尋ねた。久保田はそれには答えず、ゆっくりと2、3度瞬きをして、じっと荒巻を見詰める。

「・・・・・・。

 荒巻、お前、何かあったのか?」

「何か?いや、特には」

「・・・体の具合は?どこか悪い所は無いのか?」

「??いや・・・。むしろ僅かに感じていた腰や膝の痛みが綺麗に無くなっているが。

 ・・・そういえば・・・ここ3日程の記憶が曖昧なような・・・」

「・・・・・・・・・そうか」

 顎の髭をさすり、考えるようにして答える荒巻に、久保田はそれしか返す事が出来なかった。

 荒巻の肌が、不自然な程につやつやしている。血色も良いし、髪も心なしかいつもよりふさふさしている気がする。

 何があったのだ。聞きたいような気もするが、聞きたくないような気もする。

「久保田?どうしたんだ、急に」

 急にどうかしたのはお前の方だ、と心の中でつっこみながらも現実には首を横に振るだけだ。先程探していた書類を押しつけるようにして荒巻に渡すと、久保田はそそくさと行ってしまった。

「・・・一体何だと言うんだ、あいつは。疲れとるんじゃないか?」

 足早に遠ざかる友人を見送りながら僅かに首を傾げ、荒巻も目的の場所へと歩き出した。

 久保田は、9課って大変なんだなぁと、心の中で涙を拭った。

 

 

 

 

 

○後日談 その3―――少佐。

 

 

「―――じゃあ、今回はコレで、ね?」

 そう言いながら、素子はくるたんとランに大きな封筒を手渡した。中に何か入っているようで、かなり分厚い。

「はいはーい!今回も大漁ねぇ♪」

 楽しそうに中身を取り出すくるたんから、幾つかの束を受け取るラン。どうやら写真のようだ。

「でも本当、世の中何が売れるのか分かんないわねー。

 まぁ、私たちは助かるんだけどさ」

 そう言いながら、受け取った束から数枚の写真を眺めるラン。そこに写っているのは、申し訳程度に顔部分をぼかされた9課員の写真だった。様々な角度やポーズがあるが、ほとんど視線はカメラを向いていない。

「・・・大丈夫、素子?犯罪すれすれなんじゃあ・・・」

「あら。課長の許可は取ったわよ?くるたんに第3者の立会人になって貰ったんだし」

「・・・課長さん、その時には既に素子がハッキングしちゃってたんでしょ?」

 ランの問いには答えず、素子はくすりと笑うとカクテルに口を付ける。その様子に、何を言っても仕方無いと判断したランは肩を竦めただけで、写真の束を元通りに封筒に収めた。

「これ、良く撮れてるわね。どうやって撮ったの?」

 やや頬を赤く染めたくるたんが写真を素子に見せながら聞いてきた。ランが横からそれを覗き込む。

「あぁ、それ?結構大変だったんだから。ぐったりしてる彼らを動かすの。でも、ぐったりしてくれてたからやりやすかったんだけどね」

 例の慰安旅行の時の写真らしい。まじまじと写真を見詰めるくるたんとランに苦笑しつつ、少佐が言い添える。

「それは高値でお願いよ?事前準備も大変だったんだし」

 素直に旅行に付いてくるよう、あらかじめ暇な時間を作ったのだ。費用だってバカにならない。

「「もっちろん♪」」

 3人は顔を見合わせ微笑むと、互いのカクテルグラスを持ち上げ乾杯する。

 

 

―――少佐の副職、発覚。

 

 

 

 

 

○後日談・・・?

 

 

「ちょっとぉぉぉッ!!」

「ボクたちの出番ってコレだけ!?」

「あー・・・。

 どうやら前回はしゃぎ過ぎたらしくて、ストップが掛かったらしいよ?」

「「「「ムッキー!!!!」」」」

 

 

 

おしまい♪




















・・・あ。
最後のって、クロマさまのぱくり。。。(汗
す、すみません!


個人的には書いてて凄く楽しかったです。
・・・誤解の無いように言いますが、私、攻殻キャラ大好きですよ?
しかし何故でしょう、私の書く皆さんは可哀相な事になりますね。。。(笑
愛はあるのに。


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やっぱり少佐が黒い!ww
我が家の少佐は最近しおらしくなっちゃって、
絶対後ろ手でゴミ箱シュートをしないんだろうなぁ…
とか思いながら読んでました。
でも実際、SACや原作の少佐ならやりそうw
くるたんやランちゃんとのかけあいもすごく自然な感じがして、脱帽です。

>急にどうかしたのはお前の方だ、と心の中でつっこみながら
課長がツヤツヤに!?ww
ダメだ…今回は課長に笑わされっぱなしですw
普段お堅いキャラなので、久保田さんまで巻き込んでオチに持っていくとすごく面白いですね。

>―――少佐の副職、発覚。
そんな秘密が!?(*゚∀゚)=3
いったいどんな写真を撮っちゃったんでしょうねぇ~(・∀・)ニヤニヤ

>どうやら前回はしゃぎ過ぎたらしくて、ストップが掛かったらしいよ?
タチコマが温泉につかると、
天然オイル以上の何かが発生しそうです。

>最後のって、クロマさまのぱくり。。。(汗
んん?そうですか??
ムッキー。でしたら本編にもあったセリフですよん♪(シナプスの話で)

>愛はあるのに。
少佐を見た後からでしょうか。
この言葉を言いながら、にやりと黒く微笑むれいさんを想像しましたww

いやいや、
楽しいSS、ありがとうございました。
分量も多く、場面の説明がしっかりされていたので、とっても読みやすかったです。
次回作にも期待しちゃいますよ~♪(*゚∀゚)=3
クロマ URL 2007/05/31(Thu)21:40: 編集
腹黒!はらg(殴
クロマさまの所の少佐は、それが可愛いんじゃないですか♪
バトーさんの前でだけしゅんってv
ゴミ箱シュートなんて行儀の悪い。。。あ、ごめんなs(殴

くるたんとランちゃんも書いてみたいなと思って書いちゃったんですが。
いろいろ間違ってるんでしょうね。。。
SACの設定集、どこかに置いてないかな。。。

>課長がツヤツヤに!?ww
いやだってほら、課長も温泉入りましたしw
エステも受けてますしw
そこをつっこんでくれるのは(つっこんでないけど)久保田さんくらいでしょう!
・・・合田でも良かったですか?(それはちょっと。。。

>いったいどんな写真を撮っちゃったんでしょうねぇ~(・∀・)ニヤニヤ
そりゃあもう、あーんな写真やこーんな写真やww
ご想像にお任せしますw

>タチコマが温泉
>天然オイル以上の何かが発生
プロトくんに錆が落ちない!
って怒られてラボ送り。
・・・あ。
またラボかw

>ムッキー
あ、そうなんですか?
クロマさまの記事によく顔文字付きで拝見しますので、何やらそのイメージが(笑

>にやりと黒く微笑むれいさんを想像しましたww
・・・クロマさまったらw(何その間。

楽しんで頂けたら良いのですが。。。
キャラ壊しまくってすみません(;・д・)>"
読んでくださってありがとうございます!!

>次回作にも期待しちゃいますよ~♪(*゚∀゚)=3
さり気なくプレッシャーですね?w
こちらもコドモトコさまとの共同SS楽しみにしてますね♪
【2007/06/01 23:25】
無題
>>麗さま

ビックリするくらい肌の張りつやが良くて、血色も良い課長か。。。
想像すると、可愛い~♪(大笑
かぁりー 2007/06/01(Fri)18:36: 編集
かぁりーさま♪
いえ、決して日頃の課長の肌ツヤが悪いだとか血色が悪いだとか、そんな事考えてませんよ?(こら
たまには課長にも休息を!
って事で。

・・・休んでませんね^^;
いやでも効果がっ!!(もういいって。
【2007/06/01 23:28】
ちょっちだけ、突っ込みw
>髪も心なしかいつもよりふさふさしている気がする。
そ、そうか?ww
うふふ

>「・・・課長さん、その時には既に素子がハッキングしちゃってたんでしょ?」
ワシも常に可愛い妻にハッキングされてるし=3ww
課長 URL 2007/08/04(Sat)22:25: 編集
突っ込みありがとうございますv
>>髪も心なしかいつもよりふさふさしている気がする。
>そ、そうか?ww
>うふふ
これぞ温泉効果っ!
数日は持続しますよw

>ワシも常に可愛い妻にハッキングされてるし=3ww
あらあらw
何を覗かれてらっしゃるのでしょうw(気になるぅw
【2007/08/08 21:34】
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もうハゲには悩まずにすみます。
現在46歳の男です。30代から髪が抜け始め、今では頭の頂点から地肌が見えています。市販の薬を試してみるも効果が見えず、最終的には近くのリーブ21にかけこみました。そこで1年ほど通いつめましたが、効果が実感できず・・・全部で70万円ほど使いました。毎日風呂に入るのも恐怖でした。シャンプーをすると髪が抜けるのでゆっくりマーサージを続けていました。そんなおり、このノウハウに出会いました。もし生えてこなければ全額返金との事で、ものは試しと素直に実行。薦められているシャンプーを使って1...
URL 2007/09/24(Mon)20:
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今後はネタにも力を入れたいなぁとか思ってるので、宜しくですw
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